【気づいたら叶ってた】理想の一週間を書いてみる

【気づいたら叶ってた】理想の一週間を書いてみる

こんばんは、ナカミです。

「夢がかなう」「引き寄せ」のようなワードと一緒に売り出されることの多い手帳ですが、実際のところどうなんでしょう。ぶっちゃけ、うさんくせぇって思っちゃいます?私も思ってました。

この記事の結論を先に言います

「確かに、書いたらおおむね叶っとる!!」

さっそく詳しく見ていきましょう!

2017年9月に記入した「理想の時間の使い方」

まず、こちらが半年前の2017年9月末に書いた「理想の時間の使い方」です。ご覧ください。

この「理想の時間の使い方」を書いた時のことはすごくよく覚えています。

京都で、夕方からの商談が終わって、お客様先を出ると、18時過ぎ。「よっしゃ定時回っとるわ!これは直帰やぞ!!!早よ帰ったるで!!」

ただ、この日は、まっすぐ帰るような気持ちではなかったのか…そのまま四条通に面したガラス張りのカフェバー(プロント四条烏丸店)にフラッと入ってハイボールを飲むことにしました。

そして、一杯目にして「毎日こんな風に…仕事が定時に終わって…自分の好きなように時間が使えたら、それって最高じゃないのか…?」と悟ります。(酔うのが早い)

同時に「いやいや、今って、会社でチヤホヤされて、なんか楽しい気がしてたけど、特に最高とかって感覚ではないし…自分が最高だと思いこみたかっただけなのかもしれない…」という気持ちに。

そうすると、居ても立っても居られなくなって、購入したばかりの手帳を開いて、「自分の理想の時間の使い方」を書いてみることにしました。

先過ぎて使うことないだろうな〜という、「来年の年末のページ」を使って、妄想をそのまま書きました。1時間くらいかかりました。

その時書いた内容は、写真の通りなんですが、文章におこすとこんな感じです。

6時に起床、8時に出社して、18時30分には退社する。早く帰れて、落語を見に行ったり、家で家族とご飯を食べたい。夜は23時には寝たい。

土日もダラダラ過ごすんじゃなくて、自己投資(当時やりたいことがなかったのですが、何か自分のためになることがしたくて、こう書いてました)に時間をあてたい。

これ、当時の私の一日とは大違いだったので「叶わないだろうなぁ」って、思っていました。

当時は、華麗に残業をキメて帰るような営業ウーマンでした。それがカッコいいって思ってたところも、実はちょっとありました。

21時前まで残業することもあって、月平均の残業時間は40時間前後でした。

家に帰ってご飯を作る気力は残ってないので、洗い物が出るのすら嫌で、居酒屋で夜ご飯食べてから帰っていました。

家に着くのは22時30分過ぎで、夫との会話もそこそこに寝ていました。

土日はなんだかだるくてもう一日ずっと寝てて、気がついたら月曜日を迎えている、みたいな時間の使い方をしていました。

週明けはほぼスッピンで出社して、朝からの会議資料を大慌てで作ってました(そしてたいてい締切時間にも間に合ってなかったですね…笑)

半年前は、そんな私だったのです。

半年後、2018年2月の「実際の私の時間の使い方」

今は「6時30分起き、18時30分退勤、23時30分就寝」の毎日を過ごしています。理想通り完璧に!とは行きませんが、おおむねリズム良く、生きています。

半年前と比較して、引っ越して職場は遠くなり、通勤時間は長くなったにも関わらず、です。

残業時間は月20時間以内に収められるようになりました。仕事帰りには落語の体験レッスンに寄ってみたり、銭湯に浸かったり、夫とデートしたりしています。

土日も寝てばっかりではなく、実家に帰ってバレンタインデー企画をやって家族に喜んでもらえないかトライしてみたり。

※先に断っておくと「私はものすげぇ時短テクニック使ってます!」みたいな凄い話は、このあと微塵も出て来ません

今、理想の時間の過ごし方を見返すと「今では当たり前のことだけど、昔は理想だったのか!」くらいの驚きすら感じます。

だから、今は「理想の時間の使い方」も更新したい気分なのです。本当は週4勤務くらいで今と同じ月収が欲しいなぁ〜と思ってますし、週3のお休みは京都のお散歩マスター的な過ごし方をしたいと思っています。

あとはこのブログもゆくゆくは漫画形式でお送りしたいと思ってるので、それに必要な作業時間も捻出したいです。

なぜ「書くだけで叶う」なのか

ここで「手帳は夢が叶うから書くべきなんです!手帳は夢を叶えるツールです!」とは言いません。手帳は時間軸書いてるだけのノートなんですから!

とはいえ、理想のために大した努力もしていないのに「なぜ、書いただけなのに、理想通りに時間を使えてしまっているのか」を考えてみました。

①そもそも手で書くだけで達成率は上がる

手で書くことは多くの細胞を刺激し、脳を刺激するので、結果的に達成率が上がるんだという研究結果があります。

[引用] LifeHacker より

「書くこと」は実際に学習や目標達成を助けるといくつかの研究で確認されています。カリフォルニアにあるドミニカン大学(Dominican University of California)の心理学教授Gail Matthews氏は、しばしば引用されるが根拠は乏しいといわれるハーバード/エール大学で行われた目標に関する研究を補うために、「書くこと」と「目標を共有すること」の効果を科学的に証明したいと考えました。そして、目標を設定するだけの人と比べて、目標を紙に書き、誰かに伝え、説明をし続けた人は、達成の可能性が33%高いことを発見しました(もっとも、タイピングも同じように効果的なはず、という意見もあるでしょう。それについては、下記にある「手書きがタイピングよりいい理由」を参照してください)。ほかの研究でも、外国語の学習には手書きが効果的とわかっていますし、ノート取りに関する研究でも、学生の記憶と成績によい影響があったことが明らかになっています。

書くことの裏側には、複雑な神経が張り巡らされていて、それがガンガン働いているのだそう。タイピングでは同じパターンの繰り返しなので、あまり脳の力を必要としないのだそうです。

②理想を持つこと自体が「ゆるゆるPDCAサイクル」の「ゆるゆるP」なので、書いた時点で行動は始まっている

「自分の理想の時間・人生の使い方」について、Planした事がある人って、実は案外少ないんじゃないかなー…と思うんです。みなさんいかがですか?

とはいえ日常の中で、街を歩いていて、大きな広告を見かけて「あっ、あの美術館行きたかったんだよなぁ」とか、そのくらいの妄想は断片的にあると思うんです。

でも、そういう「欲望の種」は、すぐに消えしまいます。

美術館の広告にときめいた後に、「カッコいいお兄さんが向かいから歩いてきた!素敵!」という、別の情報が入力されると、先ほどの情報を頭の中で長くは留めることは難しいのです。

人生という長いスパンをとってもそうだと思います。

残業のあと家に帰ると夫が既に寝ていたとか、そういうタイミングで「本当は家族と一緒にゆっくり過ごしたいのに!」と思う事はあれど、それは断片的に妄想するだけで、気づいたら消えています。欲望の種、どっかにぶん投げられて、消えます!

でも、そういう欲望の種を手帳に書くとどうなるか?

Planという行動が、もう始まっている状態になります。不思議なことですが、本当にやりたいことに対しては人は貪欲なので、自然と次の行動もできている、という事が起きます。

ここでいうPDCAサイクルは鬼速で回すことはありませんし、上司にチクチク言われることもありまへん。Planだけやったあとは、放ったらかし。無意識が行動するのを待つ、ゆるゆるPDCAです。

この記事を読んだ後にはこんな行動がオススメ

ここまで読んで、「理想の一週間」は書いた方がお得なんじゃないか?と思ったら、とりあえずは書いてみてほしいのです。

ただ「書いてみよう」と「書く」ことの間には、大きな川が横たわっていますので、あなたの行動の橋渡しをして、この記事を終えたいと思います。

▼持ち物

・今、お手持ちの手帳

・ボールペン

・(あるとお助けグッズ)フセン

▼行動

①手帳を書くためだけに、カフェに行く。所要時間は2時間見ておくと安心。

②座りやすい椅子と、書きやすい机のある座席を確保して、手帳の「あんまり使わないであろう、最後の方のページ(2017年10月はじまり手帳の場合は、2018年12月のページなど)」のページを開く

③ためしに「理想の1日」を書いてみる。そのまま気持ちがノッて書けそうなら、もう一気に1週間分書いてみましょう!

※こんな時どうする

「いやいや書けないよ…」と思ったら、一旦ペンを置いてください。まずはiPhoneのタイマーを「10分間」にセットすることからはじめます。

そして「今から10分間のうちにふせんに書き出したことは全部叶う!」と思って、再度ペンを持ってください。そして、欲望をふせんに一気に書き出してみてください。

書けたらそれを手帳の上にペタペタと貼っていきましょう。その欲望がマジでできるとしたら、何曜日の何時なんだろう?ふせんを貼り終えたら理想の一週間の大枠ができているはず!

※それでもできない

↓気軽にお問い合わせください!

info@techounonakami.com

ヒアリングさせていただいた上で、解決策を考えて、記事にしてしまいます。